禍中の祈り

何処かで 禍の炎上がり 猛る

知らずに いつの間にか日々が遠く 霞んでゆく


愉楽を奪われ 心も荒んで

何を求めゆけばいいの


今を生く 刹那凶事 叫びも届かず

合わせ鏡の虚無

過去を生く 時の中には 終焉が在りしと

黙す魂の言葉抱いて 歩んで


何処かで 抗いを煽る風が 翔ける

言わずに 密のままに意味が遠く 消されてゆく


苦楽に埋められ 心も傷んで

何に縋りゆけばいいの


今を行く 奇蹟戯言 嘆きも届かず

重ね重ねの闇

過去を行く 折の中には 最期が在りしと

黙す魂は熱く託して...


黄泉と現世が混じる 連なる幽世か

刻み 理 見て 越えてゆけ


今を生く 刹那凶事 叫びも届かず

合わせ鏡の虚無

過去を生く 時の中には 終焉が在りしと

黙す魂の言葉抱いて


今を行く 奇蹟戯言 嘆きも届かず

重ね重ねの闇

過去を行く 折の中には 最期が在りしと

黙す魂の祈り抱いて 歩んで